[MARU-011]MO"R"TALITY VS ONOMATOPEEE EP!!!



    音楽には2つのモノがあると思う。永遠に良いモノと今この時代だからこそ輝くモノ。2人の無名な音楽家が吐き出したこの音楽は確実に後者だ。だからこそ、リスナーに即座に音が届く時間的ブランクの少ないネットレーベルで出す意味がある。 今までの日本のオタクな音楽にはなかった行き過ぎた暴力的、挑戦的な一面のあるこれらのアーティストは今「関西ヲタ世代」と呼ばれている。数年前から関西地方で始まり徐々に世界に飛び火している。このリリースも大きな流れの中で見ればそれらに属するのだろう。 彼らは抑圧された00年代のオタクの欲求と大してオモシロクも無い日本の日常のモヤモヤを音楽で噴出する。ある種の自己満足かもしれない。 それに従って、このリリースのエゴイズム丸出しのサンプリングによって世界を卑屈っぽく切り刻み、歪んだビートによってフラフラな整合性を保った動物的で自己満足な音は何の感動をも生み出さないかもしれない。しかし、確実にリスナーを挑発して何らかの衝動を与えるだろう。